増加する子供たちのインフルエンザ

厚生労働省では、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校において休校、学年閉鎖、学級閉鎖があった場合に、その施設数を計上するとともに、当該措置を取る直前の学校、学年、学級における在籍者数、患者数、欠席者数を一週間ごとに計上しています。本年度の調査では、令和５年９月４日～１０月２９日の期間において、学級閉鎖学校数が６２７校から２９３９校へ、欠席者数は１０５７３名から５２６７６名へと増えていることが分かりました。

また、新型コロナウイルスとインフルエンザの重複感染症『フルロナ』患者も確認されており、医学的な観点からは大人よりもこどもの方が７倍近く重複する可能性が高いと言われております。立冬が過ぎてこれからもっと寒くなり、空気中のウイルスも増えてきます。是非今一度、こまめなうがい、手洗いを習慣化し、お部屋の湿度を保つ、空間除菌を始めるなど、自身の健康管理に気を付けるとともに家族や従業員、身近にいる大切な方を守りながら冬を越していただければと思います。